北中テレビ講座①
地域テレビと民主主義
~ その③④ ~
遅くなりましたが、公開録画番組「地域テレビと民主主義」第3・4回のお知らせです。
両イベントとも、お問い合わせは以下までお願いいたします。
メール :kitanakatv@gmail.com ※北中テレビ事務局
tel.&fax. :03-3310-8130 ※コクテイル書房 狩野 (カリノ)
●第三回 2014年3月21日(金・祝)公開録画
特別企画 微弱電波で福島の話をしよう
東日本大震災から3年がたちます。復興が進んでいるところがありますが、そうでないところも多々あります。なかでも、塩屋崎のふもと、かっては海水浴でにぎわった福島県いわき市薄磯地区は、津波でほぼ壊滅的な被害を受け、現在も更地のままです。しかし、そこでは地区の若者たちが復興協議委員会を立ち上げ、ひとつぽつんと立てられた集会場で、高台移設など、自分たちのコミュニティの未来に向けて話し合っています。もちろん、多くの難題・問題も抱えているでしょうが、そこには民主主義の一つの本来の姿があるようにも見えます。今回は、元福島高専(いわき市)准教授(現東北大学准教授)で、震災以降薄磯地区をはじめ浜通りの各地区のコミュニティの聞き取り調査を丹念にとられた松本先生と、松本先生といっしょに一からの街づくりに加わっている若者たち(浪江町生まれの大学院生の山田君、楢葉町生まれで福島高専専攻科の菅野君)といっしょに、福島は今どうなっているのか、どのような問題があるのか、今後どうしていったらよいのかを話あいます。
【ゲスト】
松本 行真 (東北大学災害科国際研究所准教授)
山田 修司 (東北大学大学院・浪江町生まれ)
菅野 瑛大 (福島工業高等専門学校・楢葉町生まれ)
日時 2014年3月21日(金・祝)15:00-17:00
場所 ギャラリー久(杉並区高円寺北3-10-6 北中通りの突き当りを右にまがってすぐ)
入場無料・登録不要
●第四回 2014年3月30日(日)公開録画
街路に立つデモクラシー
最近の若者は政治的な主張をしない・・・いやいや、そんなことはありません。ここ数年、これまでの「政治運動」とはことなった、新しい動きが若者を中心に始まっているようです。インターネットやSNS、スマートフォンを活用した政治参加もその一つですが、今回は、とりわけ直接人々が街角に立つ政治行動の新たな展開に焦点を当ててみたいと思います。特に、日本では、東日本大震災以降、被災や脱原発をめぐって、これまで政治参加をしてこなかった市民たちによるさまざまな運動が生まれました。しかし他方で、もっとも「熱い」街角での政治参加として、新大久保等で外国人排斥を叫ぶ「ヘイト・スピーチ」のことも見逃すわけにはいきません。今回は、ここ数年の政治運動の世界的な変容をつぶさに追う気鋭の政治学者の五野井さんとこの点について議論をします。
【ゲスト】
五野井 郁夫 (高千穂大学准教授)
日時 2014年3月30日(日)17:00-19:00
場所 古本酒場コクテイル
【シリーズ コーディネーター】
渡名喜 庸哲 (東洋大学国際哲学研究センター研究助手)
主な著作に、ジャン=ピエール・ルゴフ『ポスト全体主義時代の民主主義』(翻訳、青灯社、2011年)、ジャン=リュック・ナンシー『フクシマの後で:破局、技術、民主主義』(翻訳、以文社、2012年)ほか。
※第2回は内容変更のうえ、非公開で録画済みのため、こちらで告知を行いませんでした。あしからずご了承ください。
※第2回は内容変更のうえ、非公開で録画済みのため、こちらで告知を行いませんでした。あしからずご了承ください。
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